ゼルダの伝説 知恵のかりもの
えっクラッシックなトップビュースタイルのゼルダ、新作出るんすか!?とびっくりした。えっゼルダが主人公なんすか!?ゼルダの伝説なのに!?!?とさらにびっくりした。 『カリモノ』と呼ばれる多様なオブジェクトを召喚してパズルを解いたり戦ったりするぞ!解ければ/
戦闘では手持ちのカリモノの組み合わせからDPSの高い戦法を考えるのが楽しいが、一方で時間制限のある剣士モード変身を使うと、攻撃ボタンを押すだけで剣を振れることに感動をおぼえる。破格の特殊能力を持つゼルダもちゃんと強いのだが、勇者リンクってめちゃくちゃ安定して強い。
工夫すると楽しい場面も多いが、無理して工夫しなくてもちゃんと快適で楽しいですヨ!と砂場ではなく公園としてデザインされている感じがする。剣士モードを含め。
洞窟の奥からロース岩を取ってきて!というイベントで、単にシンクで1個ロース岩を運んでくるとアッ3人前いるのね…とまた取りに行くことになるのだが、そこで特に工夫せず単にまた1個運んでも、3個めは別のキャラが運んできてくれる描写があり、プレイヤーに3往復はさせないのである。工夫して同時に2個以上運べばその過程が楽しいわけだが、そうしなかった場合も単調作業をダラダラやらせない、という意志が怖い。選択したプレイスタイルにペナルティを与えない。→ゲーム性という名の罰 カリモノをガンガン使ってもらうために試行失敗へのペナルティや制限を極力排してある。
奈落に落ちてもノーダメージ(ハート半個とか減らない) 魔物を召喚して返り討ちにあってもすぐ次を召喚できる!
リンクが剣を振る感覚でゼルダは魔物を出す。
ゼルダはカリモノでは直接炎上・凍結・感電しないし、ウニのトゲ、爆風でもダメージを受けない
パワーブレスレットなしで石や壺をかつげる
武器を持たないゼルダ姫も石を投げて戦ったりできるぞ!即物的なカリモノチュートリアルではある。
ゾーラの水かきなしで泳げる・潜れる
オープニングのハイラル城脱出にわざわざ水路を設けている。たどりついた先は海岸でやはり泳いだり潜ったりできるよ!
水中で地上とは勝手の違ういかなるカリモノを使うか?が遊びとして優先されている。
ただし高さは0.5ブロック分。小さな穴は飛び越えられるが、高い場所に上るにはたとえば高さ0.5のカリモノなどを利用しなければならない。
ワールドマップの広さに対して少し多すぎるくらい『しるべ』と呼ばれるポータルが多く設置されている。 名前の抽象度がすごい。
馬に乗らない、カリモノ組んで高速移動や飛行も試みないプレイヤーにも最低限の快適さを保証している。これより遅い「移動」は探索など移動以外の目的を含む想定なのだ。